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『元カノ 憑き纏う女』

Posted by 深城寺 雪広 on 19.2013 0 comments
『元カノ 憑き纏う女』
2010年
タイ
監督:ピヤポン・チューペッチ


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 6月初めに転勤の辞令がある。
 密かに、転勤ではないかと疑っている。
 既にそれらしい兆候があり、転居を伴う異動である可能性が高い。
 今の職場に全く未練はないが、引越しや新しい環境に慣れるまでのことを考えると、面倒臭い。
 その反面、業務量や通勤時間の軽減というメリットがあるかもしれない。
 ネットさえあれば、すでに首都圏に居る意味は失せた。
 どうせなら、田舎でのんびりできる環境のほうがありがたい。

 さて、『元カノ 憑き纏う女』。
 久しぶりのタイ・ホラーである。
 題名から、内容が容易に推測できてしまう代物だが、タイ映画の幽霊描写は結構好きだ。
 その点からいえば、本作も中々のモノ。
 ただし、それ以外に特筆すべき点は多くない。

 数々の浮名を流す人気俳優ケンは、妊娠した恋人を捨てて、新しい恋を始める。
 相手は女優のプロイ。
 当然、ケンは彼女に『愛しているのはお前だけだよ』なんて台詞をヌケヌケという。
 しかし、二人の周囲には、怪しげな雰囲気が。
 車に落書きされたり、恐ろしい悪夢を見たり。
 一方、二人を追いかけるカメラマン・キングは、奇妙な現象に気づく。
 ケンらを撮った写真には、ある人物の影が写っているのだった。
 キングはケンにその事実を伝えようとするが……。



 このように書くと、ケンは女たらしの極悪非道な奴に思えるかもしれないが、実際は少し違う。
 運命の人は、一人だけか?
 運命の人を、じっくり選ぶのが罪なのか?
 などと、観客に問いかける。
 いかにも色男の考えそうな事だが、元恋人を妊娠までさせて言うセリフではないだろう。
 こちらの予想を裏切らず、このケンはジワジワと追い詰められていく。
 元カノパワーを、思い知るがよい!!
 二枚目が嫌いな男性諸君は、一人ほくそ笑むこと間違いなし。

 しかし、クライマックスでの元カノ描写を見れば、これは結構キテいる。
 さすが、タイ。
 描写がスゲェ。
 そして、溜まったモヤモヤ感はさらに膨らみ、意外な結末へと導くのだった。
 
Category : ホラー映画

『EVIL BREED / THE LEGEND OF SAMHAIN』

Posted by 深城寺 雪広 on 07.2013 0 comments
『EVIL BREED / THE LEGEND OF SAMHAIN』
2003年
カナダ
監督:CHRISTIAN VIEL


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ゴールデンウィークは、あっという間に終わった。
体調を崩したせいで、満足感は全くない。
しかも、相変わらず体はだるい。
いつにもまして、仕事したくないモードに陥るが、それもどうにもならない。
ここはひとつ、とっておきのジャケでも掲載し、気分の高揚を図ろうではないか。

そこで、『EVIL BREED』。
注目は、やはりジャケ写であろう。
男だったら、迷わず買い。
そのような、強烈なアピールポイントを有している。

ホラーとは、こういうものではないかい。

ジャケは、語っている。
色気抜群の姉ちゃんと、その首根っこをつかむモンスターの腕。
エロ・グロ・モンスター。

くぅ~~ッ。

思わず貴方はカビラのため息を漏らす。
心配するなかれ、この姉ちゃんはしっかり全裸で虐殺されるのだ。

この女優、実はジェナ・ジェイムソン
アメリカのポルノ女王で、ホラーでは『ゾンビ・ストリッパー』にも出演。
やはり、そっち系では貫禄のある演技をしている。
本作では、腹を真一文字に割かれ、ウォーウォーと大騒ぎされながら、内臓をほとんど抜かれてしまう役。
ジャケ写では主役級なれど、実はチョイ役である。

本作の特徴は、近親相姦を繰り返したことによって突然変異を起こした種族が繰り広げる変態家族系。
ゴア度に力を入れるものの、チープめなので安心して楽しめる。
変態家族は人喰いで、人間の手足を切断してバーベキューなんてシーンもあり。
ティンコまでコンガリなのがウケる。

他にも、肛門から直腸を延々と引っ張り出されて息絶える男などもインパクト大。
ヒロインも特徴的で、カナダ産にしてはエンターテイメントを忘れていない作品に仕上がってる。
まあ、クセモノ作品であることは否定できないが……。

Category : 輸入ホラー

『サマーキャンプ・インフェルノ (SLEEPAWAY CAMP)』

Posted by 深城寺 雪広 on 05.2013 0 comments
『サマーキャンプ・インフェルノ (SLEEPAWAY CAMP)』
1983年
アメリカ
監督:ロバート・ヒルツィック


001.jpg


 世間は、ゴールデンウィークである。
 こちらは突然の発熱に苦しみ、予定がすっかり狂ってしまった。
 ようやく映画やゲームができるぐらいには回復。
 思い起こせば、昨年も同様だった。
 日々の疲れがゴールデンウィークという甘えによって吹き出し、わが肉体に振りかかる。
 このままいけば、来年もきっと同じだろう。
 
 さて、『サマーキャンプ・インフェルノ (SLEEPAWAY CAMP)』。
 日本では80年代ホラー・ブームでビデオ化されていたらしい。
 しかし、日本でのDVD化情報は今のところ存在しない。

 実は本作、ネット上で概要を知ることができる。
 大筋は、邦題で想像がつく。
 いわゆるキャンプ系というものだ。
 キャンプにやってきた若者たちが、エッチと馬鹿騒ぎに狂い、皆の知らぬところで一人一人殺されてしまうというアレである。
 私も80年代ホラー経験者なので、この設定には揺るぎない信頼感を置いている。
 一年を通じて、キャンプ・ホラーを欲して止まない時期が必ずやってくるのだ。
 今回も、その時期がやってきた。
 しかも、偶然にも本作が何かとてつもないものを秘めているらしいと知ったのである。
 そのようなことを聞いたら、観ずにはいられないのがマニア道。
 いつ観るの?
 今でしょ。
 流行のノリで、鑑賞を開始した。

 冒頭で、湖で水上スキーに興じる若者たちが登場。
 いかにも何か起こしそうだと思ったら、主人公・アンジェラらの家族にボートごと突進。
 うお、ひでえ。
 直接的な描写ではなかったが、心臓に悪い演出である。
 その事故で、アンジェラは父と兄(弟?)を失ってしまう。

 舞台は移り、8年後。
 アンジェラは叔母の家に引き取られたようで、いとこのリッキーと兄妹のように育つ。
 ハイテンションで厚化粧な叔母に送り出され、アンジェラとリッキーはキャンプ場へと向かった。
 キャンプ場では多数の子供たちが集まり、指導員のもとで楽しい時間を過ごす。
 しかし、トラウマからか、アンジェラは誰とも打ち解けようとしない。
 言葉も交わさないアンジェラに、一部の指導員や同室のジュディーらが腹を立て、苛めが始まった。
 そんなアンジェラを、リッキーはひたすらに守る。
 そして、リッキーの友人ポールも、アンジェラの味方をするようになった。
 ポールは、アンジェラに好意を持っていたのだ。
 次第にアンジェラの心も打ち解け、ポールとの距離は縮まっていった。
 その一方で、アンジェラに対する苛めも激化。
 ポールも、ジュディーの誘惑に乗って、アンジェラを裏切ってしまう。
 やがて、アンジェラに関わった人間は、次々と不幸が訪れる。
 その犯人とは……?





 80年代前半。
 俳優たちの年齢を考慮すると、スプラッター度が低いのは当然といえるだろう。
 寸胴に入った熱湯がこぼれて、全身やけど。
 トイレに幽閉の上、蜂の巣投入。この蜂はなんとミツバチ。
 ヘア・ドライヤーを凶器。
 オーソドックスにナイフ。
 面白い殺害方法もあるが、感想としてはハズしてしまった仕事人程度(代表:ひかる一平)。
 ヌルい展開に何が伝説的ホラーだと文句を言いそうになった時、突然理解不能なシーンが挿入される。
 クスクス笑う子供たち。
 
 彼らが見ているものは?
 
 あまりの唐突さに目を疑う。
 これが、伝説たる所以か?
 しかし、これではあまりに説明不足だ。
 そういうわけで、目は画面にくぎ付けとなる。
 いちおう、誰が犯人だか気にはなる。
 クライマックスでしっかり盛り上げ、いよいよ犯人の全貌が明らかに……。

 バアアーーン。
 うぎゃあぁー。
 人間とは思えぬ呼吸音。
 全ての感情を含めた表情。
 見開かれた瞳に、恐怖と混乱と哀愁と運命が感じられる。
 金切音のようなBGMが、その画を私の脳に刻みつけていく。
 画面では、二人の指導員が、これまた素晴らしい表情を作っている。
 表情だけでも分かりやすいが、観客に完全に理解させるという使命を二人は帯びている。
 交互につぶやく台詞の妙。
 英語にもかかわらず、犯人の正体がわかる一文がツボだ。
 月光に照らされる全裸の犯人。
 何故に全裸か?
 その伏線も、しっかり張られていたのだ。
 
 凄い。
 この演出は凄い。
 一歩間違えば、いや間違っている気もするが、これはバカネタの類だ。
 それを、ここまで衝撃的に仕上げるとは!?
 アメリカには本作の熱狂的ファンもいるらしいが、それも頷けるラストであった。
 
 本作のレビューは、既に怪奇伯爵の『世界のホラー・ショー』にて掲載されている。
 しかし、その興奮冷めやらず、本ブログでも取り上げることとした。
Category : 輸入ホラー

『ビヨンド・ザ・リミット』

Posted by 深城寺 雪広 on 29.2013 0 comments
『ビヨンド・ザ・リミット』
2003年
ドイツ
監督:オラフ・イッテンバッハ
107分

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どうやら、景気は上向きらしい。
株価は上昇の一途を辿り、ニュースを見る限り、日本の経済はデフレ脱却のようだ。
アベノミクスなどと持て囃されているが、こちらに全く恩恵はない。
給料は減らされ、上がる気配など微塵もない。
これで消費税や物価が上昇すれば、今にも増して苦境に立たされる。
少ない小遣いで趣味を楽しむには、どうすべきか?
私なりの結論は、ゲームやDVDなどを輸入版で楽しむことだった。

何のために英語で映画を観たり、ゲームをしたりするのか?
全ては金のためである。
最近は辞書を引くのも面倒で、大部分は勘に頼っている。
ゲーマーとしての経験。
大半がクソと評する映画の膨大な鑑賞時間。
それらをスキルとし、金の削減という重大にして絶対的な困難に立ち向かってきたのである。

思い返せば、ビールを安価に提供するために企業は発泡酒を生み出した。
これは、企業努力によるものである。
その発泡酒にさえ、政府は追加の税金を課そうとしたではないか。
私が英語で遊ぶのも、また然り。
個人の努力が追い付かない時代が、既に迫ってきている。
こんな時に思い起こすことがある。

ア~ステカイザー、お~れは~、負っけない~
カマン!!!


さて、『ビヨンド・ザ・リミット』。
監督は、オラフ・イッテンバッハである。
あの『バーニング・ムーン』の監督だといえば、心当たりのある人もいるだろう。
ドイツ流強烈なゴアが特徴である。

今日は、ゴアで行こう。

そのように思う日がある。
何故にゴアか。
その理由は分からない。
突然、カレーが食いたくなるように。
突然、コーラが飲みたくなるように。
ゴアは、急にやってくる。

そのような時、あなたは何を鑑賞するか?
常に周囲にゴアがあるとは限らない。
全てのホラー映画が、ゴアを含んでいるわけでもない。
そんなとき、勇気を出して呼んでみよう。

オラフ~!

そう、オラフは期待を裏切らない。
必ずや、貴方の欲求を満たしてくれるに違いない。

期待に胸を膨らませて、本作を鑑賞してみよう。
墓地を訪れる女記者。
インタビューに答える墓地の管理人。
ここに眠る人間たちの、ちょっとダークなエピソードを聞かせてあげよう的なノリで物語はスタート。

初めは、ギャング映画テイスト。
あれ、作風が変わったのかなと疑問を持つほどに、まともだ。
しかし、殺し屋が出現してから、オラフの真価は発揮される。
殺し方が、異常。
この描写は、やはりホラー。
ゴッド・ファーザーが、お子様ランチに思える。
そして、残酷描写だけが凄い現代劇が終わり、舞台は中世へとビッグな転換を迎える。

異端者を弾圧する教会の横暴さなどがテーマで、正直なところ全く別物のストーリーである。
唯一の共通点は、『永遠の心臓』なるアイテム。
これ、べリアルの心臓と呼ばれ、要は悪魔の心臓。
劇中では、イマイチその効力は理解不能。

とばっちりを受けて死んでいく人々。
ヒロイン?も、結局は死んでいく。
積もりに積もった恨み。
それが、最後に爆発する。
出た~、必殺地獄絵巻。
まるで、仕事人のような構成は、『バーニング・ムーン』とクリソツな展開ではないか。
クリーチャー然とした地獄の番人ども。
最後は悪い奴を地獄の士置で八つ裂きだ。

観終わってみれば、少し洗練された『バーニング・ムーン』。
しかし、伝説の股裂きがない分、大人しくなったか?
Category : ホラー映画

『CAMP SLAUGHTER』

Posted by 深城寺 雪広 on 17.2013 0 comments
CAMP SLAUGHTER

『CAMP SLAUGHTER』
2005年
アメリカ
監督:ALEX PUCCI




久々のブログ更新。
仕事が忙しくない時期ながら、野暮用が多い。
上司も代わり、環境も不安定だ。

そのような状況下、ふと目についたインドネシアのホラー映画に興味を持ち、DVDを探す。
海外のネットショップで2か所探り当てたが、いずれも信用できるか分からずに断念。
しかし、インドネシア・ホラーの魅力は、大いに高まった。
ジャケットといい、スプラッター度といい、結構な品質が期待できる。
これは、現地に行って調達するしかないか。
インドネシアで適当な観光地は、バリ島だ。
バリにホラーを買いに行く。
そんな人間、他にいるのだろうか?

さて、『CAMP SLAUGHTER』。
アメリカのインディペンデント系ホラー作品である。
ジャケットしか分からず、情報が全くなかったので、鑑賞してみた。
アメリカには、どうしようもないほどリアル・ゴアな作品も多数存在しており、これもその一種かとビビっていたが、少々毛色が違った。

題名とジャケットから取れるイメージはそのままで、キャンプ場で起きる惨劇である。
同パターンの作品は数多く存在するが、これはあえて80年代ホラーを模している。
製作陣は、80年ホラーを愛してやまない人たちかもしれない。

メイン州ハイワサ・キャンプで起きた殺人事件が発端。
時代は現代に移り、アンジェラら4人の友人達がドライブ。
ところが、車が故障して立ち往生。
得体の知れぬ存在に襲撃され、気づいてみたら朝を迎えていた。
キャンプに来ていた若者たちの助けを借り、4人は行動を共にする。
その中には、明らかに挙動不審な者も。

時が進むにつれ、アンジェラらは違和感に気づく。
何か、おかしい。
そして、雑誌の日付を見ると、なんと1981年ではないか。
これは、どういうことだ?

そして、キャンプ場は夜を迎える。
一人、また一人と影で消されていく若者たち。
闇の山中に吸い込まれていく悲鳴。
そこには、恐るべき惨劇が待っていた……。

犯人探しのサスペンス要素と、SF的現象のミックス。
インディーズの醍醐味を感じられる内容だった。
正直なところ、スプラッター度はトム・サビーニのいない13日の金曜日レベル。
しかし、既存ネタを併せて捻ったストーリーには好感が持てる。
これでゴア度がアップすれば(予算が上がれば)、そこそこのステータスを確保できるかもしれない。

意外とイケ面(80年代風)な男優が多く、逆に女優陣への萌え度は不足。
私的には、ハンガーゲームよろしく、ある女性のアーチェリー・シーンが感慨深い。
Category : 輸入ホラー

『オーメン 呪戒』

Posted by 深城寺 雪広 on 27.2013 0 comments
『オーメン 呪戒』
2011年
アメリカ
監督:ジャスティン・ベルゴンゾーニ


万が一の可能性を感じる『オーメン』の言葉に惹かれて鑑賞。
カラムン家に起きた怪現象を描く。

どことなくギクシャクしたカラムン家。
夫のミッチ、妻のサラに二人の男児スコットとギャビン。それに末っ子のクリスチーナの5人家族。
ミッチは、クリスチーナの誕生日にビッグ・サプライズを用意。
それは、売りに出されていた妻の実家を買い戻し、そこで誕生日を祝おうというものだった。

家族水入らずで楽しむはずの休日。
しかし、クリスチーナは奇妙な反応を示すようになる。
それは、その家に秘められた過去と関係があった。
やがてサラは、重大な記憶を取り戻す。


全体的には、低予算感が充満。
丁寧なホラーを作ろうという意気込みは感じられるものの、ストーリーやネタに工夫が乏しい。
恐怖感を盛り上げる霊体は、日本的描写。
欧米人には、一工夫されているように感じられるかもしれない。

家族の絆の再生という崇高なテーマを含めているものの、その要因が夫の浮気と言うのも安直。
もっと深いエピソードがなかったかと思ってしまう。
怪奇現象の描写にも工夫なく、盛り上げ方も力不足。


Category : ホラー映画

『ボニー&クライドVSヴァンパイア』

Posted by 深城寺 雪広 on 20.2013 0 comments
『ボニー&クライドVSヴァンパイア』
2008年
アメリカ
監督:ティモシー・フレンド
90分

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(2012/08/03)
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 金曜日に休暇を利用し、眼科へ行った。
 飛蚊症が気になるようになったからだが、場合によっては網膜剥離なぞの疑いもあるらしい。
 さすがに失明は困るので、ようやく検査に踏み切った。

 金曜日の午前中。
 お年寄りばっかりで、激混み。
 1時間の待ち時間で検査開始。
 
 検査は、目薬を点して瞳孔を開き、眼底を診てもらう。
 20分~30分で瞳孔は開くらしい。
 見づらくなるとの事前情報だったので、時計を確認しながら変化を待った。
 若干のボヤけがあった気がするが、結構見えている。
 ひょっとすると、薬が効いていない!?
 私の眼は、薬に耐性があるストロング眼だ!!
 ちょっと得意げになって診察を受けたら、しっかり瞳孔は開いていたらしい。
 
 結果、以前に穴が開いて、色素が定着したとの説明。
 それでもレーザー手術の必要はなく、また様子が変化したら検査を受けるように言われた。
 むむう、穴が開いていたとは!
 病院を出たら、眩しくてたまらない。
 当り前か、瞳孔開いているんだから。
 ああ、太陽がいっぱいだ。

 さて、本作の『ボニー&クライドVSヴァンパイア』。
 いかにもB級といった雰囲気が感じられるが、たまに爽快感抜群の作品にあたることもある。
 その望みを託して、鑑賞を始めた。

 タイトルどおり、ボニーとクライドが主人公。
 二人の性格などが延々と描かれている。
 それと並行して、ヴァンパイアの復活を画策する謎の医師のストーリーが展開。
 医師の妹は、これまでに見たこともない天然キャラ。
 天然でなければ、ソコソコのルックス。
 このキャラが、ゆるーい雰囲気を醸し出し、微妙なオリジナルティを創出。
 
 ボニーとクライドがヴァンパイアを撃ちまくり・殺しまくりを期待したが、画は迫力不足。
 怪奇医師の腐った身体に処置を施すシーンだけが際立つ結果となった。
 肝心のヴァンパイアも、存在感は薄い。
 演出によっては、俳優の魅力をもっと引き出せたかも。 
Category : ホラー映画

『アイアン・クロス』

Posted by 深城寺 雪広 on 14.2013 0 comments
『アイアン・クロス』
2011年
ドイツ
監督:セバスティアン・バートリティウス

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 今冬、初の雪が降った。
 しかも、積っている。
 雪は嫌いではないが、通勤にはツラい。
 連休も今日で終わるし、やり残したことが多い。

 久し振りに漫画を大量買い。
 鈴木みそ著『銭』2-5巻。『大人のしくみ』1、2、4巻。
 石渡洋司著『フロンティア』3巻。
 大場つぐみ原作、小畑健・画『バクまん。』1-6巻。
 矢口高雄著『ふるさと』7巻(文庫版)

 『バクまん。』以外は、途中まで読んで、以後停滞した状態にあった漫画たちである。
 今頃、このようなラインナップで購入する人間は、そうはいまい。
 特に『ふるさと』は、タイムリーで6巻まで購入していたが、それ以後がいつ発売されたのか知らなかった。
 もう、かなりの年月が経っていて、古本でも見つけることが難しい。
 7巻で終わりだと思って読んだら、8巻に続いていた。
 またもや、捜索を続けねばならない。

 さて、『アイアン・クロス』。
 ジャケはイマイチだが、新たなスラッシャーとして期待した。
 ランス・ヘンリクセンがヒロインのセラピストとして序盤から登場。
 いいぞ、ランス。
 謎めいてるぞー。
 などと安堵の息を吐くが、一向に話が盛り上がらない。
 
 悪夢に悩むサマンサは、夢でみたシーンを描く。
 それと同じ場所がドイツにあり、ホフマン医師に促されて、サマンサはかの地を踏んだ。
 元修道院で、現在は博物館となっているワレンハウゼン。
 サマンサの訪問によって、隠された過去が再び動き出す。
 次々に惨殺される人々。 
 創始者ワレンハウゼン卿の亡霊の仕業か。
 それとも……。



 海外のサイトで調べると、タイトルに3Dとついている。
 実際、映像をみても、それらしき個所が確認できる。
 しかし、3Dにしては、刺激的な画が少ない。
 ストーリーも地味。
 ヒロインも地味。
 助けとなる男すら地味。
 地味で固めたような作品だ。

 鉄仮面や十字剣は、そこそこにカッコイイ。
 特に十字架をウエポン化した十字剣は、今までに見たことない代物である。
 これがドイツ特有のゴア描写とリンクすれば、とんでもない作品になるのではないか。
 そういう期待があった。
 しかし、製作陣の求める方向は、別のところにある。

 宗教観念を前面に押し出した骨格。
 人の罪と罰。
 厳粛にして、歪んだ倫理観。
 おそらくは、そういう狙いがあったのだろう。
 私のように十字剣でチョンパの嵐を期待するような低俗な人間とは、そもそもの目的が違う。
 しかし、3Dにするのだったら、私の期待する内容の方が適している気もするのだが……。

 それにしても、最近の作品はランス・ヘンリクセンの使い方に問題がある。
 ホラーにおけるランス最強神話が崩れてしまいそうで、悲しみよ、こんにちは。 
  
Category : ホラー映画

奇怪伯爵の新作アップ!

Posted by 深城寺 雪広 on 07.2013 0 comments


姉妹ブログの作者が、オタク旅行エッセイの新作を発表!!
Category : 創作

『インキーパーズ』

Posted by 深城寺 雪広 on 03.2013 0 comments
『インキーパーズ』
2011年
アメリカ
監督:タイ・ウエスト


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(2012/08/03)
サラ・パクストン、ケリー・マクギリス 他

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2012年の仕事納めは、かつてないほど最悪だった。
年越しとか、そういう気分は一切に吹き飛び、『おの~れ、おのれっ、ガッチャマン!!』状態。
年が変わったところで、自分を取り巻く環境が一変することはないと早々に悟らせてくれた。

さて、細々と続く本ブログ。
DVDやCDジャケットのみの画像という、全くの魅力薄なのにも関らず、一日の訪問者0状態は抜け出しつつある。
これは非常に嬉しい限りで、さらに『拍手』までいただくというサプライズ。
該当者の方には、多大なる感謝を申し上げたい。

それでは本年1作目、『インキーパーズ』。
監督のタイ・ウエストは『キャビン・フィーバー2』も撮っている。
続編ながら、私的には意外と良かったような記憶が残っており、さらに『近年のホラーで怖さはピカ一』との宣伝文句も手伝って、期待は高まっていた。

舞台は『ヤンキー・ペドラー・イン』という廃業間近なホテル。
そこそこの歴史を持つホテルだが、宿泊客は僅か。
従業員はクレアとルークの2名だけ。
廃業間近だから、しょうがない。
本日も宿泊客は3組のみ。
そのうちの1名は、講演で町を訪れた女優リアン(ケリー・マクギリス!!)である。

実はこのホテル、超常現象が起こるらしく、従業員の二人はそれを撮影してネットに流そうと目論んでいる。
ホテルには、結婚式の当日に捨てられ非業の死を遂げたマデリン・マリーンの霊が巣食っているらしい。
サラは仕事のかたわら、霊の痕跡探しに夢中になるのだが……。




率直な感想は、オールド・ゴースト・ストーリーといったところ。
クレアを演じるサラ・パクストンやルーク役パット・ヒーリーの軽妙な演技は、派手さのない画を補っている。
しかし、今時のホラーに馴れた観客にとっては、何とも物足りない。
時々出現する霊体のデザインは好みであるが、どうにも刺激不足。
霊能力を持つ設定のリアンも中途半端な絡みで、ケリー・マクギリスの起用が妥当かどうか。
通常なら、この程度の感想で終了。

しかし、そこで終わらぬのが、深城寺雪広のブログ。
実は舞台となる『THE YANKEE PEDLER INN』は、実在のホテルでロケされていた。
このホテル、今でもきちんと営業している。
監督のタイ・ウエストが宿泊した際、本作のアイデアを思いついたということだ。
こんな映画撮って、営業に悪影響では?
なんて疑問が湧くが、どうやら超常現象が起きるのは本当らしい。
いくつか調べてみたが、アメリカには超常現象調査サークルみたいなのが存在しており、その調査結果などを公開している。
そのうちの一つに、このホテルの調査結果があった。
調査員が宿泊したところ、勝手にドアが開閉したり、不思議な物音がしたらしい。
その他のサイトでは、もっと具体的な記述もある。
例えば、部屋番号353では亡くなった創立者の霊が目撃されるとか、部屋番号295では妙な臭いがして女性の霊が現れるといった感じだ。

日本では怪奇現象など起きても隠匿されるのだが、さすがアメリカ。
また宿泊してみたいホテルを見つけてしまった。
私に金と時間があるのなら、明日にでも出かけたいところである。
Category : ホラー映画

『電人ザボーガー』

Posted by 深城寺 雪広 on 23.2012 0 comments
『電人ザボーガー』
2011年
日本
監督:井口 昇

『電人ザボーガー』スタンダードエディション [DVD]『電人ザボーガー』スタンダードエディション [DVD]
(2012/03/28)
板尾創路、古原靖久 他

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12月に入り、仕事も一段落するかと思いきや、周囲の異動があって再び多忙に。
鑑賞できないDVDは溜まるし、円安傾向に怖れをなして購入した輸入ゲームの山も手つかず。
さらに海外ヒーローの発掘にハマり、DVD購入を真剣に検討。
これ以上揃えてもヤバいとは思いつつ、止められないのがマニア魂。

ちなみに、現在の調査対象は韓国特撮『レイ・フォース』と中国特撮『鎧甲勇士』。
『レイ・フォース』のDVDが存在するのか、しないのか。
非常に気になるところ。
『鎧甲勇士』はDVDの存在を確認。雀のティアーズほどのボーナスで購入するかどうかを2週間悩む。

さて、ようやく鑑賞できた『電人ザボーガー』。
私は子門真人の歌う主題歌が大好きで、本作が製作される前から月に一回はCDで聴いていた。
この時分、ザボーガーのサントラを聴いているのは、日本広しと言えど私だけに違いない。
そう自負していたが、まさかリメイクされていたとは驚きだ。

内容はコメディ要素やお涙頂戴要素をふんだんに取り入れた井口節炸裂だが、オリジナルへの思い入れはしっかり感じられる。
山口暁氏の熱さを受け継ぐ古原靖久氏の演技は、想像以上に高評価。
秋月玄の登場。
ブルガンダー。
ストロング・ザボーガー。
このあたりが、私的にはツボにハマった。

当時は、普通の特撮としてしか認識していなかった『電人ザボーガー』。
実は、最近になって新たな魅力を感じつつある。
それは、故・山口暁氏のTOO HOTな演技だ。
格闘映画マニアでもある私が、これを意識していなかったことは許されないミステイクである。
特に第9話のドルマン9との闘いは、マニア必見の内容らしい。

それにしても、あの指令システムは時代の進んだ今でもかっこいい。
ピコッ。
電人ザボーガー、GO!!
これだけで、カッコイイ電流が体を駆け巡り、ご飯三杯はいける。
子門真人氏の代表曲は『およげ、たいやき君』などではない。
『戦え!電人ザボーガー』だと、私は信じている。
Category : 映画

『スクリーム・オブ・バンシー ~殺戮の妖精~』

Posted by 深城寺 雪広 on 09.2012 0 comments
『スクリーム・オブ・バンシー ~殺戮の妖精~』2011年
アメリカ
監督:スティーブン・C・ミーラー

スクリーム・オブ・バンシー~殺戮の妖精~ [DVD]スクリーム・オブ・バンシー~殺戮の妖精~ [DVD]
(2012/06/02)
ローレン・ホリー、ランス・ヘンリクセン 他

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3か月に渡る仕事最繁忙期が漸く終焉に近づいた。
心の余裕ができたせいか、昼食の開拓に着手。
道路わきに出ていたメニュー看板に惹かれ、とある中華店に。
入店者は私のみ。
しかし、右隣の円卓では女児がノートパソコンを凝視。
おそらく、レジにいる女性の子供だろう。
ランチ14時までだったらしいが、13:59に入店してしまったことに気付く。

とりあえず、お目当ての『塩味ザーサイ麺+半チャーハンセット 780円』を注文。
女性は中国人で14時までの勤務時間らしい。
嫌みはなかったが、先に会計をしてほしいとのこと。
素直に応じると、料理が完成。
それを見た女性は、注文と違っていることに気付く。
完成したのはザーサイ麺でなく、もうひとつのランチメニュー『酸辣湯麺+ライス+餃子 780円』だった。

女性は、そのことをシェフに指摘。
こちらは、『それでいいよ』と助け舟を出したのだが、先に会計を依頼した女性のプライドが許さなかったらしい。
再度、仕切り直し。
相変わらず、女児はノートパソコンを凝視している。

そして漸く完成した塩味ザーサイ麺。
とても珍しい味だが、インパクトは薄い代物だった。
付け合わせにサラダとキムチ、デザートに杏仁豆腐がつく。
ボリュームは感じられるが、何故に中華にキムチなのか?
そして、限りなく玉子の味しかしない半チャーハンは何を物語るのか?

その後、体調を崩してしまい、何故か塩味ザーサイ麺をトラウマのように食べたくなくなる症候群に陥った。
別に料理が悪かった訳ではない。
原因が疲労であることは明白。
そこへ麺とチャーハンとキムチと杏仁豆腐を喰ってしまったのだ。
シェフは、裸の大将を精悍にしたような人。
店を出るときの、彼の精いっぱいの笑みが忘れられない。


さて、本作『スクリーム・オブ・バンシー』。
バンシーとは、ケルトの妖精だったと記憶している。
もうすぐ死者が出る家の前ですすり泣き、死を預言する存在らしい。
しかし、映画ではインパクトが薄いので、バンシー題材の作品は大胆なアレンジを施されることが多い。
本作も、クリーチャー色が濃く出ている。

全体的には、現代のティーンズ向けといった印象。
クリーチャー・デザインやちょっとしたグロ描写のバランスなど、エンターテイメントを忘れていない。
しかし、ストーリー的魅力が乏しかったり、緊張感の創出がいたって普通といった点も見受けられる。
それを補うべく、製作陣の切り札として登場したのがランス・ヘンリクセン。
この人が出演すれば、どんなホラー作品でも★ひとつアップするという究極ホラー俳優だが、今回は不発のようだ。
その理由は、彼の変わり果てた姿にある。
この心的ダメージは重く、一つの時代の終わりさえ感じさせるほどだ。
本来であれば、クライマックスでの盛り上がりは必至。
相当の評価を得たかもしれないが、演出等も含めてドボチョン一家。
Category : ホラー映画

『GATE』

Posted by 深城寺 雪広 on 25.2012 0 comments
『GATE』
2012年
アメリカ
監督:ショーン・ストーン

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(2012/07/04)
ショーン・ストーン、オリバー・ストーン 他

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今年は大河ドラマ『平清盛』を見続けている。
視聴率ワースト記録を更新してしまったらしいが、松山ケンイチさんの演技は好きだ。
中井貴一さんも素晴らしかったし、玉木さんの義朝も印象深い。
武士が成り上がっていく様も興味深い描写で、ある程度の地位と権力を維持しなければ損する環境にいる自分には共感できる部分も多々あった。
マニアック寄りな描写もあり、私にはそれが心地良い。
私的には十分満足な作品だ。

さて、本作。
未だ増産されるPOVホラー。
全米一ヤバい廃精神病院に潜入し、その様子を記録したものだ。
期待したのは、主人公らが若い映像作家ということ。
POVの欠点は、画面のブレにある。
酷いものは、観客に嘔吐感を誘発するものもある。
映像作家なら、それは克服できると踏んだ。

開始早々、何故か主人公らとそのファミリーの会話。
明らかにウソ臭い怪談話を語り、何故か親父がクローズアップされる。
ここで先入観を観客に植え付け、いざ全米一ヤバい場所へ移動する。
余談ではあるが、他作でも全米一ヤバい場所は出現しており、全米一ヤバい場所は幾つもあるらしい。
どうでも良い会話やスカしに徐々に苛立ちが募るが、紅一点のアントネラが比較的可愛いので許す。
そして、何かが起きる。
暗くてよく分からないが、何かが起きている。
その何かは、どうやら悪魔らしいのだが、前フリにあったビリー・ラッシャーという殺人鬼やクレイジー・ケイトというマッドな女性かもしれない。
ラストに少しばかり盛り上がるが、映像作家という設定の割には他作より抜きん出るものはない。

私的にはセンス無しの烙印を押したが、なんと監督のショーンはオリバー・ストーン監督の息子だった。
そして、おそらくは前フリに出ていたクローズ・アップ親父がオリバー・ストーン本人だったのだ。
ストーンときたね、これは。
Category : ホラー映画

『人喰いトンネル』

Posted by 深城寺 雪広 on 25.2012 0 comments
『人喰いトンネル』
2010年
アメリカ
監督:マイク・フラナガン

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(2012/09/28)
ケイティ・パーカー、コートニー・ベル 他

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久し振りに眼鏡を新調。
気が付いてみれば、同じ眼鏡を15年ぐらい利用していた。
視力が変わっていないことは結構だが、さすがに汚れが目立つようになってきた。
そろそろというか、間違いなく潮時だったのだ。

眼鏡を購入する上で、思い出されるのは価格の問題。
視力が悪いとレンズが厚くなってしまうと言われ、結局プラス料金で予定より高くつく。
15,000円のフレーム・レンズ付だった我が眼鏡は、最終的に約50,000円の値がついた代物だ。
だから、安売りの眼鏡屋が増えた現代も、私は疑心暗鬼だった。
そして、利用したのはJiNS。
1時間くらい時間をかけてフレームを選択したら、やはり自分の視力では制約がついた。
店の最薄レンズを使用しなければならず、フレームの形状によって利用できないものもあるらしい。
それでも、気に入ったフレームを見つけ出し、無事購入を果たす。
9,000円台のフレームを選択したが、本当にそのままの料金だった。
ようやく眼鏡難民の境遇から脱出した気分だ。
いいぞ、JiNS。

さて、本作。
これまた微妙なジャケットで世に出現。
鑑賞するか迷いながらも、結局観てしまった。
低予算さは拭えないし、いわくありげなトンネルもショボイ。
住宅街にある普通のトンネルで、怪奇色は極めて薄い。

夫が失踪し、7年の月日が経過。
帰りを待つ妻のお腹には赤ん坊が。
そこへヒロインである妹が同居する。
人物設定を十分過ぎるぐらいに描き込み、怪奇現象よりも重視した作り。
そこへ衰弱しきった夫がゾンビのように現われる。
果たして、彼はどこで何をしていたのか。
その謎が気になり、ヘタレを感じつつも興味は失せない。

どうにも怪しいトンネル。
そこには何があるのか。
時にはクリーチャーの存在を、時にはジャンキーだったヒロインの妄想を匂わせ、物語は淡々と進行。
終わってみれば、やはりヘタレだと感じなくもないが、妙な余韻は残る。
何とも不思議な作品だったが、一般的には評価が高いとは思えない。
Category : ホラー映画

『ハードスプラッシャー』

Posted by 深城寺 雪広 on 12.2012 0 comments
『ハードスプラッシャー』
2008年
アメリカ
監督:ブライアン・ポーリン
74分

この監督、前作の『ボーン・シックネス』が印象的で、バッチリ名前を覚えさせてもらった。
グロ描写を得意とするが、彼の感性は平気でタブーを冒す。
本作は、その度合がさらにエスカレート。
以下、かなりグロい表現をするので、不快に思われる方、苦手な方は読まないようにしていただきたい。


ストーリーは、ブライアン・ポーリン演じる主人公ケビンを中心に展開。
経済的不安はあるものの、妻の出産を待ちわびるケビン。
しかし、アクシデントにより妻と子は命を落としてしまう。
悲嘆にくれるケビン。
精神的に追い込まれ、妻の声が聞こえるようになる。

あるオカルトグッズ店を訪れたケビンは、黒魔術の本を購入。
死者を蘇らせる儀式を実践する。
儀式には人間の死体も必要で、ケビンは妻の出産に携わった医師らを生贄に。
もう後戻りは、できない。
ケビンは妻の復活を願い、新たな犠牲者を求めて更なる殺人を犯す。
復活の儀式の果てに、ケビンが見たものは?

このように書くと、オーソドックスなホラーのように思えるが、それで済まないのがポーリンだ。
アンダーグランド臭漂うグロさ。
顔面崩壊の死体が蠢き、胎児の頭部を並べたオブジェが登場。
儀式のために死体と交わり、ゲロを吐いてのた打ち回るポーリン。
血まみれ女はナイフをあそこに突き刺し、トンデモないものを引き出す。
ポーリンも負けじとナニからハサミ虫を引き抜くという、意味不明な演出。
一般ピープルは、卒倒してしまうシーン続出である。

ラストも、怒涛のグロは続く。
醜く蘇った妻を抱きしめるポーリン。
グロい、グロすぎるぞ。
そして、とんでもないところから出現するクリーチャー・オブ・サタン。
特殊メイクは悪くなく、まともな脚本や演出とドッキングすれば、楽しみなだけの技術力。
なのに、なぜポーリンは地下に潜ろうとするのか。

せめてもの救いは、ハッキリと作り物とわかるチープ感。
これが唯一の安心感を与えている。
しかし観る側も、それなりのダメージを覚悟する必要がある。

彼もグロなり、我もグロなり。

Category : ホラー映画

『操り人間』

Posted by 深城寺 雪広 on 04.2012 0 comments
『操り人間』
2011年
アメリカ
監督:アンソニー・ディブラシ


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(2012/11/02)
ケレン・コールマン、ケヴィン・アレハンドロ 他

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先日受けた資格試験に合格する。
自分的には、最小限の努力でパスしたので、この上なく嬉しい。
昔の受験テクニックが未だ通用することが分かり、自画自賛する。
会社の命によるものなので、自分にとってのメリットは皆無なのだが……。

さて、ジャケットに少なからぬインパクトを持つ『操り人間』。
鑑賞前の情報では、『ゼペット』と呼ばれるシリアル・キラー系かと思われるが、実際は異なる。

ヒロインのリリーは、聴覚に障害を持つ。
ロー・スクールの生徒に美術を教えているが、ある日妹のミッシェルを失うことに。
既に両親は他界し、姉妹二人だけの家族だった。
絶望的な日々を過ごすリリーは、心機一転を図り、フロリダ州のカサダガという町に移り住む。

リリーはカサダガ大学の奨学生となり、住居もアンダーソン家に間借りすることになった。
そして、再び子供たちに美術を教えることになる。
やがて、生徒の親であるマイクと出逢い、妹を失った悲しみも徐々に癒されていった。

ある日、カサダガには霊能者が住んでいると聞いたリリーは、マイクらと共にその家を訪れる。
妹の降霊を望むリリーだったが、アクシデントが発生。
以後、リリーは不可解な現象に見舞われる。
その現象にメッセージが隠されていることに気付いたリリーは、かつて自分の下宿する家で女学生が行方不明になっている事実に辿りつくのだった。



冒頭が、凄い。
私は思わず『ブラッド・ピーセス』を思い出してしまった。
既に女装趣味を開花させてしまった少年が、母ちゃんに叱咤される。
『また、こんなものを着てッ!!脱ぎなさいッ、この変態息子めッ』
的なノリで、少年はパンツ一丁で精神不安定状態。
おもむろにハサミを取りだし、アワワワワッという流れが爆笑レベル。
これがラストにどう結びつくか、マニアの興味は釘づけになる。

これで変態な殺人鬼が大暴れするのかと思いきや、それほど単純な話ではない。
実際は死者のメッセージなど、スピリチャル色が濃くなっていき、また所々に挿入される異常な殺人鬼が誰かという犯人探し的な要素が物語のメインを構成している。
殺人鬼は、被害者の四肢を切断し、金具などを取りつけて、人形のように組み立てる。
インパクトは高いのだが、予想よりはグロ度低め。
異常さは迫力あるが、私的にはもう少し説明的な描写が欲しいところ。

実は、本作の原題『CASSADAGA』は、実存する町の名。
霊能者や超能力者が多く住むというフレコミなのだ。
たとえば、カサダガホテルのホームページではタロット教室らしき記事さえ確認できる。
また、本作のロケ地でもあるヘレン湖周辺の墓地では『デビルズ・チェア(悪魔の椅子)』なる伝説も存在。
その椅子には悪魔だか霊が出るといわれ、缶ビールを置いておくと、翌朝にはプルトップを開けずに中身だけ消えているという現象があったとのこと。
youtubeにて、アメリカのオタクらしき人物がレポートする動画も確認できる。

お金と時間があれば、是非とも行ってみたいオカルト・タウンだ。
Category : ホラー映画

『バトルシップ』

Posted by 深城寺 雪広 on 28.2012 0 comments
『バトルシップ』
2012年
アメリカ
監督:ピーター・バーグ
130分

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(2012/09/05)
テイラー・キッチュ、浅野忠信 他

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休日出勤を余儀なくされる。
先週は、毎日が0時過ぎの帰宅。
とても映画を鑑賞する余裕などない。
更に休日まで奪われ、今週もブルータルな一週間になりそうだ。
とりあえず、ホラーは止めて気分転換を。

破天荒なホッパーは、海軍の提督の娘と出逢い、兄の薦めもあって海軍に入隊。
提督に娘との結婚を許してもらおうとするが、アクシデントもあって海軍除隊の危機に。
各国の艦隊はハワイ沖に集い、海軍は合同演習の真っ只中。

一方、地球に向けて高速に飛来する謎の物体。
それは、地球から深宇宙へ発信した電波を探知したエイリアンの艦隊だった。
巨大宇宙船は、ハワイ沖に着水。
ホッパーらの乗船する駆逐艦JPJの目前に現われる。
圧倒的な火力を武器に、連合会軍は劣勢を強いられることに。
多くの仲間を失い、兄さえも失ったホッパーは、必然的に艦長の代役を務めることになる。

やがて、エイリアンの目的が明らかになり、それを阻止すべく奮闘するホッパーたち。
地球の未来を担い、彼らは戦術を駆使してエイリアンとの科学力の差を縮めようとする。
ホッパーらに託された地球の運命はいかに。




良い意味でも、悪い意味でもアメリカンな映画。
ディテールにこだわる人は、批判対象になるかもしれない。
しかし、私のように割り切れる人は、なかなかに楽しめる。
特にエイリアンの宇宙船の描写は圧巻。
想像力と映像がハイレベルで、これぞSF映画というべき。


戦術やJPJの代替案に少々の疑問を持つが、この手のネタは嫌いじゃない。
旧型だって、まだまだイケるぞいッてな感覚は、そろそろ我が身にも言えること。
だから、ロクンロー!!な爺さんの活躍が素直に喜べる。
過去に対する敬意が、やたら感じられる作品ともいえる。

エイリアンのデザインは、外見はメトロイド・ライク。
マスク取ったら、どこぞのゲームで見たような?
両足義足の軍人の男塾魂は、ありえねーと思いつつも熱くなる。
B.A.バラカスの有名なセリフ、『大統領だってぶん殴ってみせらぁ』ならぬ『エイリアンだってぶん殴ってみせらぁ』を想起。
『でも、飛行機だけは勘弁ナッ』

他には、提督の娘のタンクトップ姿が眩しく、あなたにもチキン・ブリトーあげたい。

Category : SF映画

『エクソシスト リターンズ』

Posted by 深城寺 雪広 on 21.2012 0 comments
『エクソシスト リターンズ』
2012年
アメリカ
監督:グレッグ・A・セガー
108分



エクソシスト リターンズ [DVD]エクソシスト リターンズ [DVD]
(2012/08/03)
ケヴィン・ジェイク・ウォーカー

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少し前の記事だが、ポーランドで月刊『エクソシスト』なる雑誌が刊行されたらしい。
当然、悪魔祓いに関する記事が中心とのことで、大いに興味をそそられる。
発行部数は1万5千部。
オカルト的に扱われる悪魔祓いではなく、宗教的な観点に立って製作された雑誌とのこと。
日本円にして、1冊250円程度。
読んでみたいが、とても入手は不可能だろう。




さて、本作も題材はエクソシスト。
冒頭で1972年ボストンにて行われた悪魔祓いの様子が描写される。
そこで起きてしまった悲劇は、現在に再び蘇る。

女子大生アレックスは、2人の友人と1軒家を借りてルーム・シェア。
ある日のパーティーの帰り、ふと立ち寄った占い師の元で、恐怖の体験をする。
その後、アレックスの周囲で異変が生じ、それは次第に彼女を追い詰めていく。
目に見えないのに、そこにいる誰か。
その存在を悪魔ではないかと疑うアレックス。
しかし、彼女の言葉を誰も信じようとしない。
日に日に荒むアレックスを心配し、友人は大学の教授に相談。
教授も悪魔の存在は否定したが、彼の父親はかつてのエクソシスト(悪魔祓師)だった


『エクソシスト』といえば、ウィリアム・フリードキン監督作が絶対的な存在。
1973年に製作されながら、未だこれを超える作品は誕生しない。
それだけ完成度が高かったと言える。
本作は、到底それには及ばない作品。

悪魔描写もイマイチ。
目新しいアイデアも見られない。
ヒロインはモデル系でセクシーさも披露しているが、ジャケットのイメージには到達していない。
過去からの因縁も、描き込み不足は否めない。
このジャンルは、やはり神父と悪魔の対決が重要なのだが……。
終わり方は、ソースをかけない焼きソバのようなもの。

マニアが観るべきポイントは一つ。
ヒロインが床の上に放尿。
それを細長い舌で舐める。
意味不明な演出だが、これこそデモニック!!
Category : ホラー映画

ゾンビ描こうよ 『HOW TO DRAW ZOMBIE』

Posted by 深城寺 雪広 on 21.2012 0 comments
『HOW TO DRAW ZOMBIES』
How to Draw Zombies: Discover the Secrets to Drawing, Painting, and Illustrating the Undead (Fantasy Underground)How to Draw Zombies: Discover the Secrets to Drawing, Painting, and Illustrating the Undead (Fantasy Underground)
(2010/03)
Mike Butkus、Merrie Destefano 他

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用事があって、銀座をぶらつく。
偶然に発見した店は、看板に『自家製麺と本格インドカレーの店 よもだそば』とある。
外観も内観も、立ち食いそば屋に限りなく近い。(実際は着席できる)
そばとカレーの合わせ技は珍しくないが、それに『本格インド』がプラスされていると、気になってしかたない。
比較的空いていたので、入店を試みた。
そばも喰いたいが、カレーも気になる。
その望みを叶えるべく、目についたのはミニたぬきそばと本格インドカレーのセット600円なり。
他にも気になるメニューがあったが、敵を知るにこれほど最適な組み合わせは他にあるまい。

手際良く出された料理外観は、なかなか食欲をそそる。
まずは、そばをひと啜り。
一人静かに頷き、まるで自分がフードライターになったような気になる。
そばは、なかなか美味い。
あとは、カレーだな。
スプーンを仕事人・秀のごとくシュピンと回し、ルー6:ごはん4の割合ですくい上げた。
初めに飛び込むは、トマトの酸味。
これが良い加減でアクセントを生んでいる。
スパイスの刺激も辛めながら、度を超さない配分。
これで、ペースを落とさずに食すことができる。
しかし、実際は辛みが体内で作用を続けており、残り2分ぐらいで顔面から汗が滴り始めた。
店内も混み始め、私は大量の汗ドロップに苦慮しながら、カレーをヒーハー。
人目を気にして、ヒーハー。
人目を避けて、額を何度も拭う。
一刻も早く、人目につかぬ所へ。
残りのカレーをかきこみ、逃げるように店を出た。
ヤミツキ度高い味だったので、またチャレンジせざるを得ないだろうな、きっと。

さて、芸術の秋到来。
アートに触れるべく探した本がコレ。
ゾンビを描く技法を学び、秋の夜長にゾンビを生み出そう。
ゾンビを描きたくてしょうがない。
もっと巧くゾンビを模写したい。
そんなホラーフリークの貴方には必須のテキストだ。
全128ページ。
こんな本が出版されるとは、アメリカのホラー市場の凄さをあらためて思い知らされる。
Category : BOOK

『デッドタウン・ゾンビ』

Posted by 深城寺 雪広 on 13.2012 0 comments
『デッドタウン・ゾンビ』
2010年
アメリカ
監督:ジェイソン・ボリンジャー&マイク・サンダース
83分

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(2012/04/27)
クリス・マルキー、カレン・ランドリー 他

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資格試験の為、初めて訪れた駅の周辺で昼食。
牛丼チェーンを探すも見当たらず、夜は居酒屋の店に入る。
11時30分だったので、客はまばら。
『まかない海鮮丼』890円限定20食を注文。
店内の壁には手書きのメニューが貼られており、シシャモの刺身などという珍品もあり。
これは期待できると、待つこと数分。

やってきた丼は、遠目にも帆立の貝殻が立てられていて、ビーナスの誕生を思わせる。
ところが、目前に置かれた丼に、光沢放つプリプリの身が見当たらない。
帆立のミューティレーションや~。
などと一人ツッコミで気を紛らわせる。

内容に目を向けると、マグロ・ブリ・サーモンの極薄切身が各2枚。
他にバラバラ殺タコ死体が点在。
それを隠すように海苔が敷かれ、決して感動はできない量のイクラが例の貝殻からこぼれ出ていた。

飯には玄米が混入し、寿司飯にはなっていない。
そのため、パサつき感がつきまとう。
結局、美味なのはサイドについたあら汁のみ。
しかし、文句は言えまい。
確かに、まかない料理なのだから。
今後、まかないという言葉の裏表に注意しなければならない。

さて、デッドタウン・ゾンビ。
気が弱く、人の良さそうな田舎のおっさん・ロバートが主人公。
彼は、最近娘を亡くしたらしい。
そのショックで、妻モリーも精神安定剤を服用している。
彼らが住むのは、田舎の農場。
農場の経営も難しい状況で、ロバートは悩みの種だらけだ。

そして、突如としてゾンビが発生。
2010年製作の割に、旧式ゾンビの出現だ。
これにロバートの息子ウィルが咬まれてしまう。
薬を探しに町まで行くぜ!
単身、ロバートは町へ向かう。
しかし、そこにもゾンビの脅威は迫っていた。


あまりに古臭い内容で、監督は冷凍催眠されていた人間ではないかと疑ったほど。
一般人は、早送りや停止の可能性大である。
しかし、物語の終盤から、変な空気が流れ始める。
『死霊のえじき』あたりのパロディかと思える生首ゾンビ・ボブの出現。
コメディなのか?と疑い始めたら、最後はトンデモ・サプライズで締めくくった。
個人的には感心したが、オチまでの過程に問題があり過ぎるのではないだろうか。

枯れたトウモロコシが妙に物悲しく、認めたくはないが余韻としてはきちんと成立している。

Category : ホラー映画
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