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『サマーキャンプ・インフェルノ (SLEEPAWAY CAMP)』

Posted by 深城寺 雪広 on 05.2013 0 comments
『サマーキャンプ・インフェルノ (SLEEPAWAY CAMP)』
1983年
アメリカ
監督:ロバート・ヒルツィック


001.jpg


 世間は、ゴールデンウィークである。
 こちらは突然の発熱に苦しみ、予定がすっかり狂ってしまった。
 ようやく映画やゲームができるぐらいには回復。
 思い起こせば、昨年も同様だった。
 日々の疲れがゴールデンウィークという甘えによって吹き出し、わが肉体に振りかかる。
 このままいけば、来年もきっと同じだろう。
 
 さて、『サマーキャンプ・インフェルノ (SLEEPAWAY CAMP)』。
 日本では80年代ホラー・ブームでビデオ化されていたらしい。
 しかし、日本でのDVD化情報は今のところ存在しない。

 実は本作、ネット上で概要を知ることができる。
 大筋は、邦題で想像がつく。
 いわゆるキャンプ系というものだ。
 キャンプにやってきた若者たちが、エッチと馬鹿騒ぎに狂い、皆の知らぬところで一人一人殺されてしまうというアレである。
 私も80年代ホラー経験者なので、この設定には揺るぎない信頼感を置いている。
 一年を通じて、キャンプ・ホラーを欲して止まない時期が必ずやってくるのだ。
 今回も、その時期がやってきた。
 しかも、偶然にも本作が何かとてつもないものを秘めているらしいと知ったのである。
 そのようなことを聞いたら、観ずにはいられないのがマニア道。
 いつ観るの?
 今でしょ。
 流行のノリで、鑑賞を開始した。

 冒頭で、湖で水上スキーに興じる若者たちが登場。
 いかにも何か起こしそうだと思ったら、主人公・アンジェラらの家族にボートごと突進。
 うお、ひでえ。
 直接的な描写ではなかったが、心臓に悪い演出である。
 その事故で、アンジェラは父と兄(弟?)を失ってしまう。

 舞台は移り、8年後。
 アンジェラは叔母の家に引き取られたようで、いとこのリッキーと兄妹のように育つ。
 ハイテンションで厚化粧な叔母に送り出され、アンジェラとリッキーはキャンプ場へと向かった。
 キャンプ場では多数の子供たちが集まり、指導員のもとで楽しい時間を過ごす。
 しかし、トラウマからか、アンジェラは誰とも打ち解けようとしない。
 言葉も交わさないアンジェラに、一部の指導員や同室のジュディーらが腹を立て、苛めが始まった。
 そんなアンジェラを、リッキーはひたすらに守る。
 そして、リッキーの友人ポールも、アンジェラの味方をするようになった。
 ポールは、アンジェラに好意を持っていたのだ。
 次第にアンジェラの心も打ち解け、ポールとの距離は縮まっていった。
 その一方で、アンジェラに対する苛めも激化。
 ポールも、ジュディーの誘惑に乗って、アンジェラを裏切ってしまう。
 やがて、アンジェラに関わった人間は、次々と不幸が訪れる。
 その犯人とは……?





 80年代前半。
 俳優たちの年齢を考慮すると、スプラッター度が低いのは当然といえるだろう。
 寸胴に入った熱湯がこぼれて、全身やけど。
 トイレに幽閉の上、蜂の巣投入。この蜂はなんとミツバチ。
 ヘア・ドライヤーを凶器。
 オーソドックスにナイフ。
 面白い殺害方法もあるが、感想としてはハズしてしまった仕事人程度(代表:ひかる一平)。
 ヌルい展開に何が伝説的ホラーだと文句を言いそうになった時、突然理解不能なシーンが挿入される。
 クスクス笑う子供たち。
 
 彼らが見ているものは?
 
 あまりの唐突さに目を疑う。
 これが、伝説たる所以か?
 しかし、これではあまりに説明不足だ。
 そういうわけで、目は画面にくぎ付けとなる。
 いちおう、誰が犯人だか気にはなる。
 クライマックスでしっかり盛り上げ、いよいよ犯人の全貌が明らかに……。

 バアアーーン。
 うぎゃあぁー。
 人間とは思えぬ呼吸音。
 全ての感情を含めた表情。
 見開かれた瞳に、恐怖と混乱と哀愁と運命が感じられる。
 金切音のようなBGMが、その画を私の脳に刻みつけていく。
 画面では、二人の指導員が、これまた素晴らしい表情を作っている。
 表情だけでも分かりやすいが、観客に完全に理解させるという使命を二人は帯びている。
 交互につぶやく台詞の妙。
 英語にもかかわらず、犯人の正体がわかる一文がツボだ。
 月光に照らされる全裸の犯人。
 何故に全裸か?
 その伏線も、しっかり張られていたのだ。
 
 凄い。
 この演出は凄い。
 一歩間違えば、いや間違っている気もするが、これはバカネタの類だ。
 それを、ここまで衝撃的に仕上げるとは!?
 アメリカには本作の熱狂的ファンもいるらしいが、それも頷けるラストであった。
 
 本作のレビューは、既に怪奇伯爵の『世界のホラー・ショー』にて掲載されている。
 しかし、その興奮冷めやらず、本ブログでも取り上げることとした。
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Category : 輸入ホラー

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